日本ではペットとしての歴史は浅いものの、飼育が比較的難しくなく、しかも人懐っこいことから、じわじわと人気が高まってきているフクロモモンガ。
そんなフクロモモンガをおうちにお迎えしたいと考えている人のために、特徴や飼い方のポイントをご紹介します!
フクロモモンガの特徴は?
大きさ:14~18cm
値段:約30,000~90,000円
寿命:約5~7年
飼いやすさ:★★★☆☆
慣れ度:★★★★☆
・実はコアラやカンガルーの仲間
フクロモモンガは、名前に“モモンガ”とついているものの、実はコアラやカンガルーと同じ有袋類の仲間。野生ではオーストラリア周辺の温帯から熱帯の森林で暮らしている。
・警戒心は強め。でも好奇心は旺盛!
野生ではほぼ樹上の薄暗い環境に住むフクロモモンガは、基本的には警戒心は強い動物で、騒音などは苦手。
その一方で好奇心は旺盛で、運動やおもちゃを使った遊びが大好き。好奇心をくすぐるような刺激が少ないと、退屈してストレスがたまり元気がなくなってしまうことも。
・仲間や飼い主さん大好き
社会性が高く、野生では小さな群れでコミュニケーションを取りながら暮らすフクロモモンガ。単独だとストレスを感じることもあるので、多頭飼いがおすすめ。
また、飼い主もじっくりと時間をかけて愛情深く接することで、強い信頼関係を築くことが可能。絆を大切にする生き物なので、飼う時はその気持ちに寄り添うことを大切に。
・夜行性&高い場所にのぼりたがる
活動時間は夜行性で、日中は寝ていることがほとんど。そのため、食事や運動タイムは夕方から夜にかけて設定してあげると◎。
野生では木の高いところで暮らしているので、高さのあるケージの中にステージを用意し、エサを高い場所に置いてあげるなどして上下運動させてあげるのがおすすめ。
・おでこをこすり付けて臭い付け
フクロモモンガのおでこや胸には、独特の匂いがする臭腺(強い匂いの液を分泌する器官)がある。特にオスは匂いが強く、自分の縄張りをアピールするために気になる場所や物にスリスリこすり付けてマーキングすることも。
フクロモモンガのお世話
基本的なお世話
■毎日
食事(1日1回)、飲み水の交換
トイレとケージの掃除、運動、スキンシップ
■2~3週間ごと 爪切り、体を拭く
■3ヶ月ごと 動物病院での健康診断
・できるだけコミュニケーションを
高い社会性をもつフクロモモンガに欠かせないのが、日々のコミュニケーションの時間。ずっと付きっきりでいる必要はないが、毎日遊びやスキンシップの時間を作る必要がある。「忙しくてかまってあげる時間がとれないかも…」という人は、飼育するかどうかよくご検討を。
・急激な温度変化は苦手
フクロモモンガが快適に過ごせる気温は25℃前後。急激に暑くなると熱中症になったり、逆に寒くなると低体温症になったりするので、エアコンや専用のヒーターなどを使って一定温度に保つことが大事。
・トイレは覚えない
もともと木の上から排泄する習性を持つフクロモモンガにとって、トイレの場所を覚えるという概念は一切なし。排泄のタイミングは、ポーチや寝床から出てきた時、ごはんを食べたあと、高いところに登った時などが多い。
・適度な日光浴を
フクロモモンガは紫外線を浴びる量が不足すると、くる病や骨粗しょう症などの病気になってしまうこともあるので日光浴が必要。
ただし直射日光は禁物!
ケージに光が直接当たらない範囲で飼っている部屋に日光を取り込んだり、遊ぶときに蛍光灯をつける程度でOK。
・外には出さない
空を飛ぶ姿が見たいからといって、ペットのフクロモモンガを外に出すのはNG。小型で動きが機敏なため姿を見失いやすく、万が一逃げてしまった場合、野生で生き抜くことはほぼ不可能。
また屋外では寄生虫や感染症などのリスクもあるので、運動させる時も室内で遊ばせよう。
弊社では事前相談も承っております。
わからないこと・聞いておきたいこと等ございましたら、お気軽にいつでもお電話下さい。
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