寝たきりの老犬で心配なことといえば、「床ずれ」。一度床ずれができると、なかなか治りづらいもの。寝たきりになっていなくても、老犬になるとどうしても横になってしまい、寝ている時間が増えてきます。予防のためにも、今から床ずれ予防をしたいものです。
今回は、老犬に最適なマット選びのポイントを解説します。ぜひ参考にしてください。
老犬の体には介護用マットを敷こう
まだ寝たきりではない老犬も、寝たきりの老犬でも、床ずれ予防に介護用のマットを敷いてあげましょう。夜鳴きする老犬は、マットを変えることでよく眠れるようになることも期待できます。
■老犬は横になっている時間が増える
年老いてくると、どうしても横になって寝ている時間が増えてきます。一度横になると自分の力でなかなか起き上がれない、方向転換がうまくいかない、同じ方向ばかり向いて寝るなどが増え、犬の体に負担がかかりがちです。骨ばったところは血行が悪くなり、床ずれもできやすくなります。
■たきりになると床ずれが心配
すでに寝たきりになった犬は、骨ばったところに床ずれができやすくなっています。床ずれが特にできやすいのは、頬、肩甲骨の部分、腰部分、ひじ、ひざ、かかとです。まめに寝返りをさせてもできてしまいがちに。犬によっては気に入った向きがあり、寝返りさせると怒る子もいます。
■介護用マットで床ずれ予防
犬のために作られた介護用マットは、床ずれ予防のためのさまざまな工夫がされています。寝たきりの犬はもちろん、寝たきりになっていない老犬にも、床ずれ予防ができる介護マットを敷くことは効果的です。
介護用マットの選び方
介護マットを購入するときのポイントを解説します。犬の状態に合わせて選んであげましょう。洗い替えがあると安心です。
■裏面に滑り止め加工してあるもの
犬の寝起きや、飼い主さんの介護の際に裏面が滑りやすいと危険です。滑らないように、加工されたものを選びましょう。滑り止め加工がしてあるマットは、フローリングに敷いた場合、3日に一度程度位置を変えて床にくっつかないようにします。
■体圧を分散してくれるもの
床ずれ予防で重要なのが体圧の分散。老犬の体の骨ばったところを圧迫しないよう、配慮されたものがおすすめです。体が沈みすぎず、固すぎないマットなら快適に眠れます。床ずれができてしまっている老犬には、ジェル素材など床ずれ部分をやさしく包み込むようなマットがいいでしょう
■蒸れにくいもの
寝ている時間が長いと、マットが蒸れてかぶれてしまいます。特に暑がりの犬には、気を付けてあげましょう。蒸れにくい素材で通気性のよいものなら快適です。
■手洗いできるもの
カバーをかけていても、排泄物や食べこぼしなどで、どうしてもマットは汚れてしまいます。清潔を保つためにも、こまめに手洗いできるマットを選びましょう。カバー付きの場合は、カバーも丸洗いできることが大切です。
■サイズを確認
マットを購入するときは、サイズをしっかり確認して購入しましょう。老犬が足を伸ばして横になってもはみ出さないサイズのものを選びます。
ペットちゃんのご冥福を
心よりお祈り申し上げます。
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